
平成26年度以降のグレード競走の見直し内容が決まりました。
主な見直し内容は、SGチャレンジカップ競走の見直し、SG賞金王決定戦競走の見直し、ヤングダービー競走の新設、賞金女王シリーズ戦競走の見直し、新鋭リーグ戦・女子リーグ戦及びオール女子戦の見直しとなっております。
【チャレンジカップ競走の見直し概要(平成26年度から実施)】
年末に実施されるSG賞金王決定戦競走及びGⅠ賞金女王決定戦競走へのチャレンジステージとして位置付け、女子選手によるGⅡレディースチャレンジカップを新設します。
なお、一つの競走開催期間中に二つのチャレンジカップ(SGチャレンジカップ、GⅡレディースチャレンジカップ)を同時開催し、それぞれの優勝者を輩出します。
① | SGチャレンジカップ | |||
・ | グレード | : | SG競走 | |
・ | 出場選手数 | : | 32名(予定 | |
・ | 優勝賞金 | : | 2,500万円(平成25年度と同額) | |
・ | 1日当たりレース数 | : | 8レース(予定) | |
・ | 勝ち上がり方式 | : | 準優勝戦制 | |
② | GⅡレディースチャレンジカップ | |||
・ | グレード | : | GⅡ競走 | |
・ | 出場選手数 | : | 20名(予定) | |
・ | 優勝賞金 | : | 400万円 | |
・ | 1日当たりレース数 | : | 4レース(予定) | |
・ | 勝ち上がり方式 | : | 得点率(ポイント)制 | |
・ | 選出基準 | : | 過去10ヶ月(1/1~10/31)の獲得賞金上位者 | |
※1 | SGチャレンジカップに選出される女子選手は、同競走に出場。 | |||
※2 | GⅡレディースチャレンジカップの優勝者は、SG総理大臣杯の選出からは除外。但し、優勝回数にはカウント。 |
【賞金王決定戦競走の見直し概要(平成26年度から実施)】
SG賞金王決定戦の更なる盛り上げを図るために従来の4日間開催から6日間開催に拡大し、1日2レースのトライアル戦を第1ステージ(初日から2日目まで)と第2ステージ(3日目から5日目まで)による2ステージ制とします。
① 賞金王決定戦競走の選出基準
当該年の1月1日からチャレンジカップ及びレディースチャレンジカップが終了する日までの獲得賞金額上位18名。
なお、第1ステージ(初日から2日目)は、獲得賞金額上位7~18位の12名で争い、得点合計上位6名が第2ステージへ進出し、得点合計下位6名は賞金王シリーズ戦へ移ります。
第2ステージ(3日目から5日目まで)では、獲得賞金額上位1~6位の6名と第1ステージ上位6名の合計12名により、最終日の賞金王決定戦(優勝戦)への進出をかけて争います。
② 賞金王シリーズ戦の選出基準
賞金王決定戦競走の第1ステージ得点合計下位6名と獲得賞金額19位以下の者。
【ヤングダービー競走の新設(平成26年度から実施)】
新鋭王座決定戦競走が創設より30年弱を経て同競走の所期の目的を達成したものと考え、これを廃止いたします。
また、新鋭王座決定戦競走の廃止に伴い、新たに年齢30歳未満の勝率上位の男女選手による競走を新設し、名称もGⅠヤングダービー競走と装いを新たにヤングレーサーの迫力あるレースをファンに提供します。
なお、ヤングダービーのプレシリーズとして、ヤングダービーの開催前に東西のヤングレーサー覇者を決定するGⅢイースタンヤング競走、ウェスタンヤング競走を新設し、GⅠヤングダービー競走への勝ち上がり競走として位置付けます。
更に、現在のGⅢ新鋭リーグについては、グレードを一般戦に変更すると共に、若手選手の育成の場として位置付け、登録6年未満の選手を対象とした競走といたします。
選出基準① | GⅠヤングダービー競走 | |||
・ | 開催時期 | : | 9月 | |
・ | 選出基準 | : | 当該年の9月1日現在で満30歳未満の男女選手 優出出場者(前年度優勝者、GⅢイースタンヤング及びウェスタンヤングの優勝者) 過去1年間(7/1~6/30)の勝率上位者 |
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② | GⅢイースタンヤング競走及びウェスタンヤング競走 | |||
・ | 開催時期 | : | 7月(予定) | |
・ | 競走の区分 | : | イースタンヤングは、桐生から住之江競走場 ウェスタンヤングは尼崎から大村競走場 |
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・ | 選出基準 | : | 年齢30歳未満の男女選手、過去6ヶ月間(級別審査対象期間)の勝率上位 | |
・ | 優勝者は、GⅠヤングダービー出場 | |||
③ | 新鋭リーグ競走 | |||
・ | グレード | : | GⅢから一般戦に変更 | |
・ | 出場資格 | : | 登録6年未満の選手等を予定 | |
・ | 年間開催回数 | : | 年間開催回数:10回程度 |
【賞金女王シリーズ戦競走の見直し】
現在、一般競走として実施している賞金女王シリーズ戦のグレードをGⅢ競走に変更します。
また、女子リーグ及びオール女子戦のグレードの変更をいたします。
① | 賞金女王シリーズ戦競走 | |||
・ | 見直し実施時期 | : | 平成27年度から実施 | |
・ | グレード | : | 一般戦からGⅢに変更 | |
・ | 選出基準 | : | 当該年の1月1日からチャレンジカップ及びレディースチャレンジカップが終了する日までの賞金女王決定戦出場の12名を除く獲得賞金額上位の者 | |
② | 女子リーグ戦 | |||
・ | 見直し実施時期 | : | 平成26年度から実施 | |
・ | グレード | : | GⅢから一般戦に変更 | |
・ | 出場資格 | : | 登録16年未満の女子選手等の予定 | |
③ | オール女子戦 | |||
・ | 見直し実施時期 | : | 平成26年度から実施 | |
・ | グレード | : | 一般戦からGⅢに変更 | |
・ | 名称変更 | : | GⅢオールレディース競走 | |
・ | GⅠ女子王座決定戦への優先出場者を、女子リーグ戦優勝者からGⅢオールレディース競走の優勝者に変更。 |
但し、平成25年度女子王座決定戦競走(8/6~11、鳴門競走場)終了後から、同年度内に開催されるオール女子戦(一般)優勝者を平成26年度女子王座決定戦競走への優先出場者として扱う。